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場所取り そのうち引っ越すかも http://maglog.jp/gltest/
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gltestss98.jpg gltestss99.jpg

以前から北米のハイトマップは手にしていた(グランドキャニオン)が、今回はより身近な地形データを使ってみた。

今回のデータソースもやはり NASA のプロジェクトになる。
Visible Earth の BMNG Raw Topography というコンテンツだ。

http://visibleearth.nasa.gov/view_rec.php?id=8391

これは全世界を約500mのメッシュで区切ったラスタデータで、 86400x43200 の解像度を持つ。ダウンロードしたZipファイルを展開すると 7GB にもなる膨大なデータだ。標高データはメートル単位で記録されている。

これさえあれば、地球上のどの点でもそこそこの正確さで再現できるが、あまりにも重いのでメインメモリに乗りきらないのが難点である。
少し気になるのは、ビッグエンディアンと説明には書いてあるのだが、実際にはリトルエンディアンであることだ。 Intel で読み込もうと思ったらバイトオーダーの変更が必要になる。

このデータは SRTM30 と RAMP2 という二つのサーベイの結果を合成したものらしい。それぞれ赤道周りと極地方を計測したものだ。どちらもレーダー衛星であるが、これだけの分解能をもつレーダー測地はなかなかすごい技術だと思う。

1枚目の画像はこの膨大なファイルをピクセル間引きして表示しているところ。

2枚目の画像は富士山付近を切り取って表示したものである。

他に日本の標高データソースとしては国土地理院の電子地図があるが、CD媒体で7500円もする。

http://www.jmc.or.jp/data/gsi.html


これに対し、以下のようなオープンな利用規約でデータを提供してくれるところは、さすが NASA といったところか。

NASA Terms of Use

For all non-private uses, NASA's Terms Of Use are as follows:
The imagery is free of licensing fees
NASA requires that they be provided a credit as the owners of the imagery

Visible Earth Addendum

Beyond the NASA Terms, the Visible Earth team requests, but does not require:
The Visible Earth be provided a credit as the location that the imagery was found at
A URL be provided, either to the Visible Earth (http://visibleearth.nasa.gov/) or to the page providing the link to the used image.
 
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